翻訳者の暮らし

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コロナ禍の中学生活が終わった

(前回の続きです!)

 

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先日、中学を卒業しましたが、うちの子の学年はコロナに始まり、コロナに終わった学年でした。

 


小学校の卒業式の実施が危ぶまれ(うちは保護者のみ、在校生抜きで実施)、中学に入って入学式だけ行われた後、2ヵ月の休校措置。

 


その後も中止や縮小など制限ばかりでした。

 


そして卒業式がマスク解禁の日。

 

 

 

感染防止対策のためにはしかたなかったとはいえ、大人(特に中高年)の3年間と、中学生の3年間では影響が全然違うと思いました。

 


受けられるはずだった教育を受けられていない中学生がこのまま成長して、どのような影響があるのか、特にコミュニケーション能力や社会性などの面で心配してしまいます。

 

 

 

それでもうちの子の場合、学年の1~2割が保育所から一緒のお友達で、7割程度が小学校から一緒でした。

 


学童保育で放課後も一緒に過ごした仲間も2割くらい。

 


マスクをつける前から知っていた子が多かったため、中学校に入ってマスク生活となっても比較的人間関係を構築しやすかったかと思います。

 


同時に、卒業時の別れが感慨深かったです。

 

 

 

長くて13年ほどのつきあいだった友人たちと離れ離れになるのはつらいだろうなと思います。

 

(私自身は転居などがあって、幼稚園、小学校、中学校、それぞれ別だったので、長くて6年間のつきあい。だから自分の子どものことがちょっとうらやましい)

 


高校や大学生活中にコロナ禍となった場合とは、違った人間関係になっているのかもしれませんね。

 

 

 

人間関係や学業、部活をそれまでの学年と比較して学びにくかったはずだし、うちの子の場合、通っていた中学から同じ高校に進学する生徒はいない。

 

4月から新たな場に入っていくので心配もあります。

 

でもリモート授業などコロナ禍だからこそ発展した技術の恩恵を受けた学年でもある。

 

 

コロナを乗り越え、マスク越しだからこそ学べたことを強みにして、これからの人生も力強く切り開いていってほしいです。

 

 



(お皿は洋風だけど)お祝の紅白まんじゅう!

 

 

 

 

 

脱マスクの初日に卒業式でした

3月13日はマスク着用の有無が個人の判断に任せられることになった日でしたね。

 

しばらくはこれまで同様にマスクをつけるつもりの人が多い、との報道を目にしましたが、実際にどうだったのでしょう。

 

ちょうどこの日はうちの子の中学校卒業式!

 

少し長くなりますが、マスクのこととともに卒業式の1日を書いてみたいと思います。

 

 

事前にお知らせがあり、まず、保護者はマスク着用を求められました。

 

生徒は入退場、呼名、壇上に上がるときはマスクなし。

 

国歌や校歌、合唱時にはマスク着用でした。

 

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「個人の判断」と政府が発表していましたが、うちの中学校の場合は「学校の判断」で着脱が行われました。

 

今年は久しぶりに在校生も全員出席して、保護者も生徒一名につき2名まで参加可能だったので、体育館はいっぱい。

 

大勢の人が来るのだから、いくら窓や入り口は空いているとはいえ仕方ないかもしれないですね。

 

 

 

 

親が涙を堪えつつ、時に堪えきれないまま式典が終わったあと、子どもたちだけ教室へ。

 

式典ではクラス代表が証書を受け取ったので、他の生徒には担任の先生か教室で授与しました。

 

保護者は「密になる」とのことで、思い出をまとめた動画を見ながら体育館で待機。

 

(教室に行きたいとも思いましたが、あとで聞いたら先生も生徒も泣いて、感動の最後の学活だったそうなので、親が水を差すことにならなくてよかったです)

 

 

登校時は雨が降っていたので体育館内で花道を作って、生徒を外に送り出しました。

 

足元はかなりぬかるんでいましたが、下校時に雨は止んでいたのでよかった!

 

 

親たちが持参していたそれぞれの子どものスマホを本人らに渡すと、30分以上、記念の撮影大会!

 

マスクはザッと見た感じ8割〜9割くらいの生徒がつけていました。

 

 

友人とツーショットや仲良しグループで写真を撮ったりしていました。

 

コロナがなければとびきりの笑顔を作って写真におさまりたいはず。

 

でも、マスクを外すのに躊躇する子がまだ多いんだろうと思いました。

 

そんな様子を見ていると子どもをこんな気持ちにさせて人間関係の成長を二の次にしてよかった?

 

とちょっと疑問に思ったりもしましたが(←生存者バイアスがかかってるかも)、本人だちは心底楽しそうでした!

 

 

普段から登下校のマスクは個人の自由なので、普段から登下校でマスクをしていない生徒を中心にマスクが外れていたのかもしれません(つまり少数)。

 

 

ちなみに担任の先生方も式の入退場などはマスクなし、最後のお別れ時はマスクありでした。

 

 

 

その後、小学生の頃、6年間通った学童保育に挨拶に行きました。

 

小学校の先生は転任があるし、担任も学年が上がるとともに変わっていったけど、学童は6年間ずっとお世話になった先生が今もいらっしゃるので、子どもにとっても親にとっても、小学校の先生よりも絆が深いのです。

 

学童の先生もマスクあり。

 

 

その後、丸亀製麺へ(子どもが好きなので)。

 

マスクのルール変更についてのポスターなどがあるかな?と期待したのですが何も見つかりませんでした。

 

着用を促すポスターを見かけなかったので、もし、それまでに貼ってあったのならはがされていたのかもしれません。

 

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私は山盛りアサリうどん。

 

うどんが見えないくらい山盛り(数えたら26個も)!

 

アサリの旨みがスープに出ていて、アサリもうどんもスープも美味!

 

 

夜はくら寿司(こちらも子どもが好き)。

 

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最後の冷凍マンゴー。

 

甘みが強くておいしい。

 

フルーツでビタミンを摂れるのもうれしい。

 

こちらもマスクに関する表示などはなし。

 

 

丸亀製麺もくら寿司も、マスクについては今までと変わらない気がしました。

 

もしかしたら、着用推奨のポスターがはがされていたのかもしれませんが、お客さんは席に着くまでと席を離れるときにはマスクをしていました。

 

まだ、みんな様子見してるのかも。

 

あと、この日は急に気温が下がってすごく寒かったという理由もあると思います(日中でも8度くらいで風も強かった)。

 

 

もどって卒業式の流れ順にマスクの着脱をまとめると、

  • 生徒は体育館に入場する直前にマスクを外す。
  • 着席したらマスクをつける。
    (→国歌や校歌斉唱など)

  • 呼名の前にマスクを外す(クラスごとに)。
  • クラス全員の呼名が終わって着席したらマスクをつける。
    (→祝辞など)

 

  • 壇上に上がる役の人は上がる直前にマスクを外す。
  • 役を終えて着席したらマスクをつける。
    ( → 記念品贈呈など)

  • 式場退場前にマスクを外す。
  • 教室に戻ったらマスクをつける。
  • 下校のため外に出たら、自由(はずしているのは少数)。

 

まとめてもわかりにくいかもしれなけど、学校の判断でほとんどマスクをしてました。

 

 

ニュースで他の学校の卒業式を見ると、個人の判断に委ねている場合、大半がマスクをつけたままに見えました。

 

 

普段から校則に縛られて、ちょっと違反すると先生から指摘される学校生活を送ってきた中学生なので、個人の判断で行動するのは躊躇すると思います。

 

うちの学校では学校がはっきりと方針を決めたので、その面では全員外す時間ができてよかったかもしれません。

 

 

 

これから夏日になる日が増えてきて、花粉の飛散もおさまってくればマスクを取る人が大半になるのかな?

 

個人的には花粉症があるのでしばらくはマスクをしていようと思います。

 

でもマスクにメイクがつくのが地味にストレス!

 

来月くらいにはスギ花粉の飛散が減ってるはずなので、マスクを取るんじゃないかなと思います。

 

雨なら今月でも取っちゃうかも。

 

いざというときにマスクをつけれるよう、家を出るときにマスクをしていなくてもカバンには入れておくクセをつけなければならないかなと思います。

 

 

皆さんの周りではどうでしたか?これからどうしますか?

 

 

 

 

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