もう2週間も前のことで恐縮ですが、JTF翻訳祭に初参加したときのことを記録しておきます。
第1セッションは「よく見る和文英訳の落とし穴」。登壇者のベンさんはこの数日前のJAT Pharmaセミナーでも会って話を伺っていたのですが、内容はまったく違ったので参加して正解でした。
医薬がご専門なので、私も見たことのあるような例文があり、よくわかりました。タイトル通り、落とし穴にはまっていたと今回初めて気づいた点もあり、参加してよかったです。レジュメにたくさん書き込みました。会場は満員でした。
セッション前に参加者の方から声をかけていただいたのですが、7年ほど前からブログなどで何十回もやりとりさせていただいている方でびっくり!お互い、関東と関西に住んでいて、普段はそこから出ることがないのでようやくお目にかかれて感動でした。
第2セッションは「翻訳の過去・現在・未来」。登壇者の高橋さきのさんと深井裕美子さんのお名前は何度も聞いたことがありますし、著書「翻訳のレッスン」も持っています。でも講演を聞いたことはないと私が言うと、一緒に参加していた方々が「少なくとも一度は聞いておいた方がいい」とおっしゃるので参加してみました。
翻訳や辞書がどのような変遷をたどってきたのか、これからGoogle翻訳など機械との付き合い方はどうすべきかなどについて考えることができました。長い歴史を知れば自分が関わってきた部分が本当にわずかだと実感します。先人の苦労や工夫を思うと、自分もこれからの時代に合わせつつ、よい仕事をしていきたいと思いました。
写真は配布された来年のJTF関西セミナーのチラシ。
ここでランチ。写真がなくて残念ですが、おいしいおそば屋さんに連れて行っていただけました。偶然、以前からお互いブログを読んでいた方とご挨拶できてとてもうれしかったです!アメリカからわざわざいらっしゃったとのことで、遠方からの参加、尊敬いたします。フットワークの軽さを見習いたいです。
第3セッションは興味のあるトラックがいくつもあったのですが、翻訳プラザで企業の方と話していたら少し開始時間に遅れてしまい、入りたい会場はどれも満員で参加できませんでした。それでまた翻訳プラザに戻り、お取り引きのある会社の方にご挨拶したり、ない会社からご挨拶いただいたり、他の翻訳者の方と話したりしました。
ここでも大学時代に同じキャンパスで過ごした仲間と再会して感慨深かったです。一緒に国際交流のイベントなどをしていた仲間で翻訳業界にいることは知っていたのですが、大学卒業後は会っていなかったので学生時代に戻った気分でした。
中途半端ですが、タイムアップのため今日はこの辺で。続きはまた後日書きます! (来年1月4日まで期間限定でサイトに雪が降っています。気に障ったらごめんなさい。京都は雪が降り始めています)