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「羊と鋼の森」とスタジオジブリの名曲

本屋大賞を受賞し、映画化が決まっている「羊と鋼の森」を読了しました。

羊と鋼の森 (文春文庫)

 

青年が調律師となり、成長していく物語です。最近、現代物を読んでいなかったので少し慣れるのに時間がかかりましたが内容はよかったです。帯に「村上春樹のドライさと湿り気。小川洋子の明るさと不穏・・・・・・」などとありますがその通りだと思います。

 

調律によってどのような音色が作られていくのかについて書かれているところがあるのですが、それを読んで時々聞いている久石譲さんのコンサート動画を思い出しました。

武道館とフランスで、ジブリの曲を演奏していらっしゃる2つの動画があるのですが、同じ曲でも印象が違うんです。武道館の演奏はきっちりしつつ情緒がある。フランスの演奏は明るくはなやか。

日本人とフランス人のお国柄かと思っていたのですが、チューニングの違いもあるのだろうなと思って改めて聞き直してみました。音楽ってほんと奥深くておもしろいですね!

YouTubeの動画なのでリンク切れになるかもしれませんが、ご興味あればどうぞ。

武道館でのジブリ

他にもこんな本を読みました。色々読みたい本がたくさんです!また感想書けそうなら書きます。

Books

プレジデントFamily 2017秋号

 

増補改訂版 「守り人」のすべて

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

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