翻訳者の暮らし

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翻訳セミナーに参加(再生医療など in 大阪)

今朝は大きな地震があり大変驚きました!私の住む地域では震度5弱が最高で、その後も余震が何度か続いています。おさまってくれるといいのですが、ドキドキしつつ仕事をしています。私にとっては阪神大震災以来の大きな地震でしたが、家族などは無事です。お怪我などなさった方がいたらどうぞお大事にしてください!また、余震などに気をつけましょう!

 

さて、週末はサン・フレアさんの翻訳セミナーに参加してきました。初日の再生医療和訳セミナーだけのつもりだったのですが、急遽、子育ての都合がついたので2日目の英訳セミナーも参加してきました。

初日は情報満載の医薬翻訳セミナーでした。事前課題を添削していただき、久しぶりに赤字を入れていただきました。普段、仕事でフィードバックがあることはめったにありませんし、アメリアの定例トライアルでもABCなどの段階で評価がつくだけなので細かいところまではわかりません。そのためとても参考&刺激になりました。

 

レベルは高かったのですが、基本的な情報もしっかりと詰め込んでくださり、ボリューム満点のセミナー。質疑応答では講師レベルの方や元ソースクライアントの方とのやりとりがあり、聞いているだけでかなり得られるものがありました。

 

2日目も出てよかったです。正直、真逆の先生で、こちらはゆっくり丁寧な講義でした。翻訳に対する考え方が1日目の先生方とは違ったので、両方参加することで視野が広がり、偏らない考え方ができるようになったと思います。先生が伝えたいことがしっかりと生徒に伝わるセミナーでした。自己紹介があったり、何度も当てられて英文などを読むなどインタラクティブなところもよかったです。

参加者の方と出会いもあり、充実した2日間でした!

1日目の再生医療和訳セミナーではいくつか本の紹介もありました。例えば「再生医療用語ハンドブック」。

 

再生医療用語ハンドブック

 

山中伸弥教授などこの領域に関わる方々が作っていらっしゃって、重要な単語が拾えるとのことです。購入するつもりです。また、ニュートン別冊「最新iPS細胞」がとても詳しく、写真やイラストも豊富で私は事前課題を作成中にこちらを図書館で借りました。

Newton別冊『最新iPS細胞』 (ニュートン別冊)

 

セミナーの帰り道に読んでみたら、セミナーに出てきた手法や先生方の名前がたくさん出てきて驚きました。私はこちらもよいと思います。

2日目の英訳セミナーでも冠詞の大切さや、読む英文の質を吟味することの大切さも改めて実感しました。すでに仕事をしていても、時折添削を受けて、自分の訳文の軌道修正をしていくことは大事だとのこと(言い方は違ったかもしれませんが、そういった趣旨のことをおっしゃっていました)。

 

月末にはIJETに参加します。こちらもJATPHARMAの午後の回は事前課題があり、がんばっています。まだ席があるみたいなのでご興味あればこちらからご確認ください。

IJET-29 大阪 スケジュール

サン・フレアさんは11月にも関西に来てくださるようです。分野は違うかもしれないとのことですが、気にしておこうと思います!

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