翻訳者の暮らし

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「エッセンシャル思考」の原書を読み(聞き)ました

「エッセンシャル思考」の原書 "Essentialism" を読了しました。

日本語の翻訳書は数年前に読んでいます。

再読したいと前から思っていたのですが、英語の勉強をかねて原書に挑戦することにしました。

 

 

原書は2回通しました。1回目はAudibleだけでサラッと通し、2回目はKindle版の原書を目で追いながら、Audibleを聞きました。0.8~1倍スピードにして、わからない単語にKindleでハイライトをつけながら(でも調べるのは少しにした)ほどほどの精読です。

 

Audible(Amazonのオーディオブック)の再生速度が細かく設定できるように変わりました。以前は0.5、0.75、1……と0.25倍刻みだったのが0.5、0.6、0.7……と0.1倍刻みに。以前よりさらに自分の好みのスピードに設定して聞けます。

 

 

内容は日本語版の副題「最小の時間で成果を最大にする」でわかるように、できるだけシンプルな生活をめざし、余計な物に時間やエネルギーを使わない生き方についてです。

 

本当にやりたいことを選択し、それを実行するために計画を立て、睡眠は取り、ダラダラした時間は削り、充実した人生を送る。

 

なかなか難しいですが、久しぶりに読んで大事なことを思い出させてもらいました。この本を読んで、睡眠時間は増えました。仕事と家庭の両立も無理のないように、仕事の詰め込みすぎは基本的にせず、ゆとりを持つようにしています。

 

この本にもありますが、はっきりいってがんばる方が楽。いかにしてがんばらないか(かつ人の役に立つか)。その具体的な方法を学べました。

 

英語の難易度は高くありません。オーディブルは著者自身が朗読しています。

 

 

 

オーディブルにはドライブモードがあって、再生ボタンを大きくすることができます。シンプルな画面で、運転中でなくても操作しやすいです。

 

Kindle版(英語)

Kindle版(日本語)

 

Audibleで読んだ本の数が増えてきました。一覧を見るとちょっとした達成感(^^)

 

 

ところで、訳書の「ネイティブが教える 日本人研究者のための論文の書き方・アクセプト術」がAmazonで手に入りにくくなっています。購入を検討中の方がいらっしゃったらごめんなさい。これもコロナウイルスの感染拡大の影響のようです。外出自粛が求められているこの機会に読もうと考えてくださっていたら申し訳ないです。書店によっては入手できるところもあるようですので、ご面倒でなければ探してみてください。

ネイティブが教える 日本人研究者のための論文の書き方・アクセプト術(講談社サイエンティフィク)

 

 

それでは皆さん、お元気で!

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