共訳書の「ネイティブが教える日本人研究者のための論文の書き方・アクセプト術」。
大修館書店「英語教育」2020年5月号に書評が掲載されています。書評を書いてくださったのは中央大学教授の山西博之先生です。誠にありがとうございます。
左から訳書、書評掲載誌、原書です。
原書 "English for Writing Research Papers" と翻訳本「ネイティブが教える 日本人研究者のための論文の書き方・アクセプト術」の両方に目を通し、ご紹介くださりました。丁寧に書いてくださり感謝致します。
書評で触れてくださった第21章「ネイティブが教える論文英語表現」。英文だけでも参考にしたいということでしたらSpringer社のウェブサイトから無料でダウンロードできます。
English for Writing Research Papers - Free Download: Useful Phrases
上記リンクから Free Download: Useful Phrases という文字をクリックするとPDFファイルをダウンロードすることができます。
最初に書いたようにこちらは英文だけです。訳書には英日対訳で掲載されているので、日本語でも読みたい方はぜひ翻訳書を入手して頂ければと思います。
ネイティブが教える 日本人研究者のための論文の書き方・アクセプト術(講談社サイエンティフィク)
もともと400ページ近くあった原書を訳し、日本語版は約500ページのボリュームとなりました。本来なら細かな例文まで日本語訳をつけたかったところなのですが、これ以上ボリュームを増やすのは適切ではないと判断し、省略しています。
そのため、解説は全訳していますが、例文の和訳は基本的にありません。既にかなり分厚い本なので、ボリュームを抑えるためにはやむを得ませんでした。ご理解頂ければありがたいです。
でも、論文英語のテンプレートとなる表現集は全部訳していますので、お役に立てると思っています。
「英語教育」の書評欄では鳥飼玖美子先生の共著と並んで紹介されていました。恥ずかしくなるくらいですが大変ありがたいです。
コロナウイルスの影響で、外出自粛が続く中、お時間があって英語論文の書き方を学びたい方にはぜひ手にとって頂きたいです。一時期、Amazonでは入手しにくかったのですが、今は在庫があります。他のお店でも手に入れられると思います。よろしくお願い致します。