映画化されたこともあり、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
80分しか記憶が持たない博士と、その家で働く家政婦、息子の物語です。第1回本屋大賞受賞作品。
私も映画は見ていないのですが以前に本を読みました。
英語の語彙力アップのために去年からオーディブル(Amazonのオーディオブック)を使用していますが、今回はこの「博士の愛した数式」の英語版 "The Housekeeper and the Professor" をオーディブルで聞きました。
以前、村上春樹作品の英語版を聞いたときも感じたのですが、日本語からの翻訳書は英語の難易度が低めだと思います。ですから洋書初心者にもお勧めです!
この本は以前読んだことがあったので、ほとんど忘れていましたが大筋がわかっているのは内容理解の助けになります。
でも、数字がたくさん出てくるので、そのあたりは難しかったです!文字で見ると大丈夫でも、耳だけで数式を理解するのは難易度が高いですね。
ただ、この特徴を利用して、英語の数字のリスニングをトレーニングしたい人にはお勧めです。オーディブルは速度を速めたり遅くしたりできるので、無理のないスピードでリスニングの訓練ができます。
オーディブルでは聞いた時間によって「リスニングレベル」がつきます(というかこの記事を書くまで気づいてなかったんですけどね!)。
わたしは「二つ目」だそうです(なぜか落語家…?)。
バッジを集めることもできます。
例えば「点灯夫の星」というバッジは7日連続聞いたという意味のようです。
バッジの存在も、この記事を書く前に初めて気づいたんですけどね!
普段は音声を聞いているだけですが、とても便利です。家事の途中や運転中などに聞いています。隙間時間に英語の勉強をしながら読書できます。
会員になると毎月1冊聞けます。それ以上聞きたいときは割引があります。
次は何を読もうかな~。迷います!
The Housekeeper and the Professor
ちなみにタイトルの「耳読書」。最近知った言葉です。オーディオブックを使って本を読むことで、「耳読」ともいうのですね。読み終わったので「耳読了」したことになります。
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