翻訳者の暮らし

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最近読んだ本:"Educated"、『国宝』など

最近、月1回ブログ更新すら難しくなってきていますが、なんとか少しでも書きたいと思って慌てて月末に書いています。

 

今月の読書記録です。ベストは "Educated" です。

Audibleで聞きました。

ベストセラーだとは知っていたのですが、なんとなく重そうでちょっと敬遠していた本です。

 

 

実際に読んで(聞いて)みると、確かにとても重くて、虐待の部分など聞くに堪えない部分もあったのですが、それでも読んでよかったです。

教育の大切さ、ホームスクーリングなど多様な教育のかたち、子育ての価値観の違い、家族の大切さと影響力の大きさなどを感じます。

Audibleを一度聞いて、今、2回目を聞いているところです。

Educated: A Memoir

エデュケーション 大学は私の人生を変えた

読後感はずっしりときますが、ぜひおすすめしたい一冊です。

 

 

 

『国宝』はAudibleで聞いたあと、本も読んで、もう読み終わるところです。任侠出身の少年が歌舞伎役者としての人生を歩む物語で、文章がとても美しくて、音読練習にも使っています。もちろん歌舞伎のお芝居の部分は真似できませんが、その他の現代語の文はお手本になると思いました。

国宝上青春篇 (朝日文庫)

国宝下花道篇 (朝日文庫)

 

 

その他に読んだ本。

英語版がブッカー国際賞の最終候補になったとのことで読みました。

ヘヴン (講談社文庫)

候補になるだけのことはあると思いました。ちょっといじめの部分を読むのがしんどかったですが。

 

日本語文法をベースに英文法を学ぶという本。

日本語で理解する英文法

なるほどと思うところもあり、まだ理解しきれないところもあり。

 

他にもいろいろと読みましたが、心に残ったのはこの辺りです。5月もできるだけたくさんの本を読んで、心も、語彙力も豊かにできたらいいなと思います!

 

ゴールデンウィークは相変わらず旅行することなく、ボチボチ家で仕事です。来月、新しい本が出る予定なので、その最後のチェックなどをがんばっています。

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