翻訳者の暮らし

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出版翻訳について学ぶ

出版翻訳や映像翻訳の仕事についてまとめられたガイドブックを買いました。

 

出版翻訳の仕事は既にしていますが、経験はまだ浅く、知らないことも多くあります。自分のことはわかっても、業界全体で見るとどのようになっているか分からない部分もあり、全体像を掴みたいと思っていました。

 

先日発売されたこの本は、そんな私にピッタリ。どのようにして翻訳書はできあがるのか、翻訳者はどのように決まり、どのような働き方をしているかなどが分かります。

 

出版&映像翻訳 完全ガイドブック イカロスMOOK

ドキドキしながら読んだのは「編集者が求める翻訳家」のページです。「困ったこと」として「訳文の質が低い、それによって校正に膨大な時間がとられる」などがあげられていて、自分もこのように思われているのではないかとヒヤヒヤします。「一緒に仕事をしたい翻訳家」には「豊かな日本語の表現力がある人」がトップであげられていて、改めて精進しなければと思いました。

 

 

出版翻訳については、このような本も読みました。

 

海外の本を日本で出版するためにはどのような工程が必要なのか。おそらく出版社の方を対象にした本だと思います。著作権のことなど法律的な難しい部分もありましたが、一冊の本を日本で紹介するためには多くの検討がなされ、さまざまな人の関与が必要なのだと分かります。翻訳をする側としても知っておいて決して損はない知識だと思いました。

 

翻訳出版の手引 新訂第5版

 

何度も改訂が繰り返されているロングセラーのようです。現在、Kindle Unlimitedの対象になっています。

 

 

昨日は少し時間を作ることができたので、以前に受講した校閲講座のテキストを読みました。

講座の受講時には課題をするだけで精一杯で、テキストは積読になっていました。新潮社の講座なので、出版社によって多少異なる用語や作業工程はあると思うのですが、大枠は変わらないはず。自分の経験と照らし合わせながら、出版社ではどのようなことが行われているのかイメージできました。

 

 

出版翻訳の勉強というわけではないのですが、翻訳の原稿作りにはMicrosoft Wordを使っているので、関連の本も読みました。

こちらは副題に「脱初心者編」とあり、ほとんど知っていることでした。Wordのことをほとんど知らない方にはコンパクトにまとまっていてよいと思います。

翻訳会社のWordスキル: Part1 脱初心者編 (翻訳会社のシリーズ)

 

検索・置換でワイルドカードなどを使いたいというときにはPart 2が役に立つかもしれません。

どちらもKindle Unlimitedの対象だったので読んでみました。Part 2は知らなかったことも載っていましたが、実際に使いたくなるスキルかといわれると微妙なところ。

 

翻訳会社のWordスキル: Part2 検索・置換編 (翻訳会社のシリーズ)

 

どこまで一括変換したいかにもよると思いますが、Wordの検索・置換機能を有効活用したいと思ったときには便利な本だと思います。個人的には、「検索する場所」で「テキストボックス」を選べるという知識がもしかしたら使えるかもしれないと思いました。

 

 

出版翻訳では英語から日本語から訳すので(私の場合)、日本語にもっと強くなりたいです。

 

 

ちょっと難しいのですが、今読んでいる本です。読み通せば、もう少し自分の日本語に自信がつくはず……。

 

日本人のための日本語文法入門 (講談社現代新書)

 

外国人に教えるように日本語を教えてくれるので、その視点が新鮮で、おもしろいです。

 

原文を確実に理解し、それを日本人に違和感なくかつ正確に伝わる日本語で翻訳できるように、まだまだ勉強がんばります!

 

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