翻訳者の暮らし

English, Japanese, Books, and Translation

「グロッキー」は死語なのか? そして語源は。

グロッキー。

 

フラフラになり、うんざりするぐらい疲れたという意味で使うと思うのですが、これって今でも使うんでしょうか?

 

私は親や祖父母(大正~昭和)から子どもの頃に何度も聞いた覚えはあるのですが、最近あまり聞かないなと思いました。

 

自分でもあまり使わない。

 

そんなことが気になったのは、このPodcastを聞いたからです。

 

ameblo.jp

 

メディカルライターや英語コーチをしていらっしゃる方が夫婦で収録している番組。

 

ここでgroggyという単語が出てきたのです。

 

 そういえばgroggyってグロッキーの語源だよね。

 

 グロッキーって最近あまり使わないな~。

 

 それにしても英語はgなのに何で日本語は「キ」なのか?!

 

 

そんなことを思ってつい調べちゃいました。

 

そうすると、bedを「ベット」と言いたくなったり、bagを「バック」と言いたくなる仕組みと同じだと判明!

 

知っていました?

 

私は知らなかったのでひとつ勉強になりました。

 

詳しくはジャパンナレッジのウェブサイトにあります。

 

japanknowledge.com

 

簡単にまとめると、日本語では濁音(ギ・ド・グなど)の直前に促音(小さい「っ」)が来ないから、英語でも同じように発音してしまうのだそうです。

 

なるほど!

 

それから考えてみたのですが、確かに濁音のあとに促音が来る日本語の単語を思いつけませんでした。

 

一方で「きっと」「しっかり」「さっち」「とっぱ」など、小さい「っ」の前に濁らない音が来る単語はいくつでも思いつけます。

 

 

bedやbagは「ベッド」「バッグ」と表記するようになったけど、日本語の発音パターンが英語由来の単語に影響して、groggyは「グロッキー」のままなのだと知りました。

 

 

以上、日本語豆知識でした!

 

     



 

最初に貼ったリンクのブログ&ポッドキャストは、私が20代の頃に働いていた職場の先輩が運営しているものです。

 

最近、久しぶりに連絡をいただいて結婚してアメリカに住んでいると知り、驚きました。

 

連絡をいただけたのは英語学習のグループに入っているご縁と、ブログをしているからだったので、やっていてよかったと思いました。

 

英語学習などについてブログを書いていらっしゃるのでご興味あればぜひチェックしてください(^^)/

 

 

ameblo.jp

 

 

 

 

 

 

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