友人との会話(オンライン)で話題になったこと。
「子どもが、習いごとに行きたくない、といったらどうする? やめさせる?」
難しいですよね~。
私が思ったのは、まず理由を聞くこと(頭ごなしに「行きなさい!」とは言わない)。
もし理由が、単純に疲れていて体がしんどいのだったら、1回や2回休ませて様子を見る。
(長時間の習い事の場合、学校の宿題とのやりくりなどで睡眠不足になって、マイナス思考になっている可能性あり)
単にゲームをしたいとか、YouTubeを見たいといった怠け心なら習いごとに行かせる。
先生や仲間との人間関係で嫌になったのなら、その相手とまず話し合う。改善が見込めないなら他のスクールに変われないか(オンラインでも)検討する。
もし、その競技や楽器など、習っている対象そのものに飽きたり、もうやりきったと思っている場合や、他に興味のある競技などが出てきたなら、見切りを付けてやめさせてもいいと思う。
その場合でも、子どもから言われてすぐにやめさせはしない。
どんな習い事でも、多少なりとも本人の希望もあって開始したはず。
本人がやりたいと言ったのだから、例えば今の学期や学年など、キリのよいところまでは続けさせて、その後「卒業」のような形にする。
そうでなければ、本人は「挫折」したように思ってしまうかも?
自分は物事を続けられない人間なんだ、と本人が思うようになるのはよくないのでそれは避けたい。
本人に今の習い事をこの先も続けていく意思がないと親も感じたなら、それは前向きにその子の変化だと捉えて、そのステップを終え、前に進むのがいいのかなと思いました。
別の習い事に変わる場合でも、できれば半年くらいは続けてからの方がよい気がします。
うちの子は小学校からずっと続けていることがあるのですが、その間にも他の習い事はやっていて、そしてやめてきました。
たまたまうちは習い事が絞られた形になって、小学生からやっていることが残ってるけど、まったく新たな道に進むこともあるはず。
それでも、それまでやってきた習い事がまったくの無駄になったとは思わない方がいい。
毎週、決まった時間に一つのことに取り組むことで、集中力がついたり、体力や音感、創造力、コミュニケーション力などが育まれたはず。
先生から言われたことを守ったり、自分なりに工夫したり、チームメートと協力したりしたことで、人間的に成長した部分もあったはず(最近よくいうソフトスキルですね)。
だから、やめることになっても、それまでの時間や月謝はまったくの無駄だったとは思わなくていいし、実際にそうじゃないと思います。
数年前に書いたブログ:
そろばんやめました(娘の習い事) | リスノ日記-たゆまず医薬翻訳
そろばんの知識は、半年やってやめたので、今ではまったく残っていません。
少なくとも「そろばんは向いてなかった」ということがわかったのが収穫。そこで軌道修正できたのだからOK、経験値が増えた、と考えるようにしてます(そうでも思わなければ、やってられん……)!
きのうはいい天気でした!まだ家の屋根から雪が溶けてポタポタ落ちてきますが。