翻訳者の暮らし

English, Japanese, Books, and Translation

最近聞いたオーディブル作品

Audibleの会員聞き放題作品を楽しみました。

 

先月まで洋書にどっぷりつかっていたので、最近は日本語多めです。

 

どの作品もよかったのですが、個人的に好きなランキングにしてみました。

 

 

第3位:『大いなる眠り』レイモンド・チャンドラー著、村上春樹訳

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大いなる眠り

私立探偵フィリップ・マーロウのシリーズ1作目です。

 

村上作品をいくつか読んでいて、この著者や主人公のことが出てきたので気になって読みました。

 

フィリップ・マーロウはかっこいいですね!

 

ただ、出てくる女性たちがことごとく弱々しくて残念でした。

 

主人公の男らしさを引き立てる役目は果たしたと思いますが……。

 

 

第2位:『英語朗読でたのしむ日本文学』青谷優子著、ジュリエット・W・カーペンター著

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英語朗読でたのしむ日本文学

 

元アナウンサーの朗読が情感豊かでよかったです。

 

日本語作品の英訳が10編まとめられています。

 

『走れメロス』などよく知られた作品が多く、本がなくても楽しめました。

 

本を見ながら感情を込めて音読すると、英語学習に効果があると思います!

 

 

 

 

第1位『黒牢城』米澤穂信著

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黒牢城

 

2022年本屋大賞9位の作品。

 

舞台は戦国時代。

 

黒田官兵衛と荒木村重のやりとりが心理戦でおもしろいです!

 

時代物なのにミステリーになっていて新鮮でした。

 

NHK大河の「軍師官兵衛」を見ていたので、常にその俳優さんをイメージしながら聞いています(今の「どうする家康」も見てます)。

 

 

 

 

今日から聞き始めたのは『じんかん』。

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同じく時代物です。

 

今度は松永久秀(脳内でイメージしているのは「麒麟がくる」のときの俳優さん)。

 

今村翔吾さんの作品を以前から読みたかったのですがボリュームに尻込みしていて、今回、Audibleで読了を目指します。

 

「黒牢城」とは違って子どもがたくさん出てくるのでこれも楽しめそうです。

 

 

 

以上、簡単な紹介ですがご興味あればチェックしてみてください(^^)

 

 

 

 

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