翻訳者の暮らし

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年末年始洋書リーディングマラソン2019に参加しました

2018年の年末から2019年の年始にかけて片桐美穂子さん主催の洋書音読イベント「年末年始洋書リーディングマラソン2019」に参加しました。とても充実した年末年始になりました!

 

このイベントは、片桐美穂子さんの英語学習サイト会員の中から希望者を募り、ラインでグループを作り、課題書を読んで1日2パラグラフ音読して録音したものをラインに投稿するものです。

 

課題書はシェリル・サンドバーグ著「LEAN IN(リーン・イン)」です。

1日1章ずつ読み進めながら好きな場所を音読します。

Lean In: Women, Work, and the Will to Lead (English Edition)

 

去年も実施されたのですが、年末年始は子どもが冬休みに入り、学童もすぐ休みになり、夫はほとんど仕事で時間がとれないためパスしました。でも、会員サイトのリーダーをさせていただいているし、娘も去年よりは成長して何とか時間がとれるかもと思い今年は参加しました。参加表明したときはアップできない日があるかもしれないと思っていたのですが、意外と毎日できてびっくり!無理だろうと予測がついた元旦と1月2日の音読はあらかじめ大みそかに録音しておいたり、家族がお風呂に入っている間に短時間集中で録音したりとやりくりしました。

 

最後の11章はメンバー12名で分担して音読し、それをつなげてひとつの章として完成させることになっています。

自分で好きな場所を読むときでも練習はしましたが、他の皆さんの音声とつながると思うと緊張!Audibleを聞き、オーバーラッピングやシャドーイングをしたり、自分だけで音読したりを繰り返しました。録音してはつっかえてやり直し、また録音してはつっかえてやり直し・・・・・・の繰り返し!

 

仕事の合間に少しずつ練習や録音をしたので結局3日近くかかり、途中でやり直したのも含めれば50回近く担当箇所を読んだと思います。さすがに疲れた!けどかなり頭に入りました。ようやく提出できてホッとしました。駅伝のような感じなので自分だけこっそり抜けるわけにいきませんしね。

 

 

全員の音読がそろい、完成したらまたブログに書きたいと思います。

 

1冊の本を期間を決めて他の人と読むこと自体、日本語でもやったことない経験(夏休みの読書感想文の課題書みたいな?でも感想のシェアとか音読のシェアとかしないですしね)。洋書だとつい読むのがおっくうになりがちですが、内容がとてもおもしろく、仲間もいたので楽しく(でも時々必死になりながら)11日間で読了できました。達成感!

 

KindleとAudibleで購入して、Audibleを流しながらKindleで目で追い、読んでいくスタイルで今回も読みました。

 

途中でメンバーの方がAudibleのスピードを0.75にすると理解しやすいとラインで流してくださって、私もやってみたら確かにそうだったので、スピードを0.75にしたり1.0に戻して再度聞いたりしながら読んだり音読したりしました。

Audible (オーディブル) - 本を聴くAmazonのサービス

 

本の内容としては、意外とアメリカの企業でも男女平等社会ではないとわかったのが驚きであり、悲しかったです。日本でもアメリカでも女性が臆さず前に出る(Lean in)努力をしていくべきだと改めて思いました。自分の中にある固定概念や偏見にも気づかされました。

 

有名な本なのでもう読んだ方もいらっしゃると思いますが、もしまだでしたらぜひ読んでみてください。英語はそんなに難しくないので(少なくとも昨年末読んだMilkmanよりは100倍読みやすい!)、ご興味あれば英語で、しんどいなと思われた方はぜひ日本語で。村井章子さんの訳書です。

LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲

 

音読イベントが終わったので、これからまた平常運転です。

私は洋書を年12冊読み、ブログにアップするという目標で一年間がんばるつもりです!

片桐美穂子さんの会員制プログラムにご興味持たれた方はこちらから調べてみてください。

片桐美穂子オフィシャルサイト

 

翻訳者は多分私だけですが、英語関連の仕事をしていらっしゃる方は多くて、いつもよい刺激を頂いています(「オンラインコミュニティで英語学習」)。

ではまた~。

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