『英語のハノン』については何度か書いてきました。
英語の口慣らしにとても効果的な教材だと思い、毎日練習に使っています。
本には口慣らしに使える英語例文だけではなく、英文法の解説も載っています。
この解説がおもしろいと特に最近感じています。
ここまでで一番ひっかかったのは「不定詞の副詞的用法」。
おそらく高校生の頃に習ったと思うのですが、『英語のハノン』にある記載は記憶に無いものでした。
それで手持ちの文法書でも調べてみました。
でも同じような内容を簡単に見つけることはできませんでした。
従来の(少なくとも私が持っている)文法書とはちょっと単元分けが違うのかもしれません。
『ロイヤル英文法』、『英文法解説』、『ジュニア英文典』、『一億人の英文法』、"Advanced Grammar in Use"を見たのですがすぐには見つかりませんでした。
そこで『現代英文法講義』。
これは私が持っている英文法書の中で一番ボリュームのある本です。
いわゆる「鈍器本」。
厚さはわかりにくいと思いますが、約1000ページあります。
これをひくとたいていのことは解決します。
今回も私が詳しく知りたかった用法について、ドンピシャとはいかなくてもある程度納得のいく解説をすぐに見つけることができました。
いざというときに頼りになる相棒です。
スペースを取りますが、やっぱり便利。
最初に引いた文法書もしっかり探せば知りたい情報が見つかるのかもしれません。
どの本も少しずつ例文や解説が違っているのでどれも大切です。
中1からずっと英語を学び続けていますが、まだあやふやな英文法があるというのはちょっと情けない。
でも『現代英文法講義』の分厚さを見れば、文法の専門家ではないのだから抜けている知識があるのは仕方ないと思えます。
大切なのは引っかかりを感じたときにすぐ調べる好奇心かな。
好奇心をかなえるため、必要な書籍は手元にあると便利だなと改めて思ったのでした。
ではまた!
英語のハノン 初級 ――スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル (単行本)
一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)