秋とは思えない暑さのもと、大阪に行ってきました。
大阪市バスに乗ってたどり着いたのはアート展。
趣味で絵を描いている母が、「ペントハウスの会展」に出品しているので見にいったのです。
入り口。
この床、いい雰囲気出してますよね。
会場となった大阪府立江之子島文化芸術創造センターは、昔、大阪府庁だったんです。
この碑の1番上の字が「旧」。
つまり「旧大阪府庁」と記された碑が入り口手前にありました。
「西町奉行所」からここに移転したとのこと!
時代劇に出てきそうな名前を見てちょっと興奮。
明治から大正にかけて約半世紀、大阪府政の中心地だったこの場所、今は文化の発信地になっています。
部屋に入ると正面にドアがあるので母の絵が目隠しにされてました。
目立つからこれもいいかも。
何点も出品していますが、絵に詳しい方によるとこれがレベル高いらしい。
私にも母にもわかりませんが!
仲間たちと「箱」をテーマに自由に作った作品。
高齢者と呼ばれる年齢になっても、趣味を見つけて、仲間がいて、続けられる体力があるというのはありがたいことですね。
母の絵はどちらかといえば抽象的ですが、日本画風、イラスト風のかわいいものなどさまざま。
どの方もうまくて、私は全く絵を描けないので尊敬します。
皆さんの絵を見て、この建物の地下でおいしい塩麹チキンのランチをいただき、お仲間に挨拶して出ました。
近くに歴史の長い教会があるとのことで母に連れられて行ってみました。
川口基督教会。
150年ほど前に大阪が開港し、この教会が建てられました。
ステンドグラスが美しい。
ちょうどパイプオルガンの練習中で、体の芯に響く深い音色を聞けました。
梅花、プール、桃山、信愛、大阪女学院、平安女学院など、関西に昔からあるキリスト教系の学校はここから広がったそうです。
近代教育発祥の地とのことで初めて知って勉強になりました。
写真はちょっと電線が邪魔してますが、すてきでした。
このあと大阪駅でショッピングを楽しんで帰宅しました。
私も歳を取ってもアクティブでいたいなと思いました。
そのためには座りっぱなしの生活をやめなければ!!