翻訳者の暮らし

English, Japanese, Books, and Translation

定例トライアルなど提出(学習手順はこんな感じです)

今度の日曜日に京都で開催されるJAT Pharmaの勉強会の事前課題と、アメリアの定例トライアルを提出しました。がんばった~!

 

来週はこのJAT Pharmaと翻訳勉強会十人十色、そして翻訳祭の3つのイベントがあるのであまり仕事時間は取れない見込み。その分、今月は(私にとっての)イベントウィークが始まるまでいつもよりも詰めて仕事しています。さらに11月はなぜか子どもの学校行事や習い事で出かける用事があったり、きのうは大好きだった祖父の三回忌法要だったりとプライベートも忙しい。

でも意外と忙しいときほどガガっと集中できるのか、完成度が高くなくてもそんなもんだとあきらめがつくのか、勉強会の課題も定例トライアルも提出できました。よかった~( ・◡・ )♫•¨•.¸¸♪

 

最近、その分できてないのはウォーキング。以前は少しでも毎日歩くようにしていたのですが、今月はさっぱりダメですね。。。かといって家にいるのに家事もはかどらず。

まぁ、やれることを淡々とやるように心がけたいと思います!

 

 

以前、定例トライアルを使った翻訳の勉強方法について書いたことがあるのですが、何人かの方から役に立ったとご感想をいただけたので以下に再掲します。定例トライアル以外の学習教材や普段の仕事にも使えます。特別な翻訳ツールがなくてもワードだけで対訳表ができて、訳抜けがなく翻訳できて私にとっては楽な方法です。ご参考になれば。(定例トライアルがあるアメリアのサイトはこちら)

 

定例トライアルを使った翻訳の勉強方法

1. 課題文(PDF)をダウンロード

2. 課題文全体を選択してコピー

3. Microsoft Wordにペースト

4. 置換機能で1文毎に改行を入れる (原文が英語なら「. 」を「.^p」に、日本語なら「。」を「。^p」に置換)   (※下記追記を参照)

5. 「挿入」タブの「表」の「文字列を表にする」をクリックし、「OK」で表にする

6. 横幅をドラッグで半分にする

7. 右クリックの「挿入」から「右に列を挿入」する

8. 1文毎に訳す

9. 訳し終わったら訳文の列だけ選択

10. 新規の文書にコピー&ペースト (貼り付けオプション「テキストのみ保持」)

11. 改行を元に戻す。 (訳文が英語なら「.^p」を「. 」に、日本語なら「。^p」を「。」に置換)

12. レイアウトを整え、提出

以上です!

上記の手順を踏むと自分の訳の対訳表ができあがります。最後にはしっかり見直しします。今回はギリギリで数字の間違いが見つかったり、訳語を変えたくなる部分が見つかりました。

結果発表されれば、もう一列付け足して模範訳を入力し、復習するのが理想です(このあたりは忙しさに負けてサボるときもある←でもこの復習が実は一番大事なのでサボるべきではない……)。

 

今回、いつもと変えたのは課題に取り組むスケジュール。以前は課題発表時期にチラッと見て、締め切り間際にお尻の火がついて一気に訳していました。今回は課題発表以降、訳文が完成するまではほぼ毎日、1日数分取り組みました。最後まで訳したら、それをさらに見直しました。

それが吉と出るか、凶と出るか。判定は1月下旬です!

 

 

(2022/11/02追記) 上記手順の4番と11番で「^」のように全角で記載している部分がありますが、実際は半角「^」を入力します。WordPressからはてなブログに移行して、文字化けしたので便宜上、全角にしました。ブログ上では見分けにくいですし、ややこしくてすみません!

 

editing

 

 

 

© 2017-2023 翻訳者の暮らし