WBC関連のニュースをチェックしていると、大谷選手の通訳をしている水原一平さんのことが出てきました。
そこに書かれていたのは
「水原一平通訳」
「水原通訳」
という表記。
「大谷選手」「栗山監督」の「選手」や「監督」ような感じで、「通訳」が肩書きのように使われているんですね!
私が知らなかっただけかもしれませんが、これまでは「通訳(者)の水原さん」などという表記が多かったと思うのでちょっと驚きました。
リンク先がなくなってしまうかもしれないので、スクリーンショットも撮りました。
1. 水原一平通訳
2. 水原通訳
3. 水原通訳
これって、「翻訳(者)」ではできない言葉の使い方なので不思議だなとも思いました。
口頭で「通訳の水原さん」と言えるからこそ、「水原通訳」も多少、違和感があっても受け入れられる。
でも、「翻訳の戸田さん」は言えない(例えば戸田奈津子さんなら)。
言うなら「翻訳者の戸田さん」か「翻訳家の戸田さん」ですよね。
だから、ご本人を指して「戸田翻訳」「戸田奈津子翻訳」と呼ぶのはかなり違和感がある(会社名みたい?!)。
通訳と翻訳ってたった一字違いだけど、日本語の使い方としてもちょっと違うのが不思議だな~と思いました。
このあたり、文法的or言語学的に説明できるのかな。
私はわからないけど。。。
日本語って名前の後に「先生」「教授」「社長」「先輩」など、何かつけると落ち着きますよね。
「水原通訳」って書きたくなった方の気持ちわかるな~、でも、今まで見たことない使い方だからすごいな、って思いました。
通訳業界ではすでに普通の使われ方なのでしょうか?
ご存じの方がいらっしゃったら教えてもらえるとうれしいです!